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今年5回目のYRSオーバルスクールFSW。初めてユイレーシングスクールに参加してくれたルノー仲間がふたり。このところ毎月参加してくれているルノー仲間がひとり。暑い日差しの中、YRSオーバルロングFSWをグルグル走り回っていました。
左から
皆勤賞のOさん
千葉県のSさん
ワタクシ
姫路から来てくれたHさん
この写真の撮影後、車列の前で「ありがとうございました。クルマを元に戻して下さい 」と言いつつごく自然な流れでSさんのメガーヌに乗り込もうとして、Sさんに 「あの~、それ~ぇ」と言われて我に返ったというのは内緒です。(笑)(笑)
次回のYRSオーバルスクールFSWは8月20日(土)。ルノー車にお乗りの方はぜひ運転を楽しみにきて下さい。
→ YRSオーバルスクールFSWの開催案内と申込みフォームへのリンクはこちらです
7月7日。富士スピードウエイショートコースにおいて ENGINE X ALPINE ドライビングレッスンが開催され、抽選で選ばれたエンジン読者15名とこれまた抽選で選ばれたアルピーヌオーナー16名がアルピーヌA110の卓越したハンドリングを堪能した。詳細は7月26日発売のエンジン誌で。
前日夕刻
本番に向けてたたずむ新型アルピーヌA110
中身の濃いプログラムが終了
コース上に並べた愛車の写真を撮るオーナー達
6月のスクールは2回。第3土曜日にはポルシェクラブ東京銀座から委託されてるドライビングレッスンを、日曜日にはユイレーシングスクールオリジナルメニューのYRSオーバルスクールFSWを開催。
年に4回開催しているポルシェクラブ東京銀座のドライビングレッスン
今回は散水車で駐車場に水を撒いてのスキッドコントロール練習
準備のために金曜日に御殿場に入ったのだけどちょっと脱線
その足で鋭気を養うために沼津港のむすび屋さんに
美味しいお魚が食べたかったので
まずはお刺身盛り合わせ
メインは
ここ数年浮気心が起きないのが不思議なほど虜になってる地アジ丼
この日は大ぶりで肉厚
生姜、ミョウガ、大葉の薬味が奏でる絶品のハーモニー
近くのレンタル業者に散水車を借りに行き
場内の給水塔で満タンにして散水準備完了
教室にアルコールを並べ
トイレにハンドソープとペーパータオルを置いて
パイロンを並べて準備完了
今回は伊賀の山の中に住むスタッフのYが珍しく前日から合流
ならば美味しいお魚が口に入らないとなげくYのためにと理由をつけて
慰労会を兼ねて御殿場インター近くのさかなやさん本店に
ウイスキーの水割りセットを頼みつつ
まずはすぐに出てくるチーズの大葉包み揚げ
大トロと赤身の盛り合わせ
ピン角の見事なこと
根ショウガも欠かせない
肉厚でサクッサクのアジフライには感涙
口直しのししとう
茄子味噌
肉味噌炒め
あさりバター
じゃがバター焼き
懲りずにアジ刺し
しまホッケもいい
ごちそうさまでした
またおじゃまします
朝から濃い霧に包まれたFSW駐車場
雨は落ちてこなかったけど
今回はクラブ員とそのビジターの26名が参加
みなさん初体験の人為的オーバーステアを大いに楽しんでいました
富士スピードウエイパドックにあるレストランが模様替えしたとかで
この日のお昼はクレインガーデンの松花堂弁当
翌日の準備を終えて須走の長楽さんで夕食
自分でもワンパターンだなと苦笑しつつのトンカツ定食
日曜日はうって変わって快晴
朝5時40分の富士山を扇屋さん@須走の屋上から仰ぐ
毎度のことながら須走の朝は健康
YRSオーバルスクールFSW最初の走行は
半径22m直線60mのコンパクトなオーバルをインベタで
「コーナリング中にもっと右足を動かしてみて下さい」
「上半身が倒れていないか確認して下さい」
「あと5キロ速い速度でターンインしてみましょう」
ほとんどしゃべりっぱなし
5月に引き続き参加してくれたOさん
今回の踏みっぷりはみごとでした
4月のYRSドライビングワークショップFSWに続けて参加してくれたSさん
今回のターンイン速度は十分速かったですよ
教室に戻ってミーティングをやる時間がもったいないから
セッションの合間に現場で
走る人は100キロ近く反復練習をすることができるのが
ユイレーシングスクールの特長です
今度の日曜日。7月10日に開催するYRSオーバルスクールFSWにはユイレーシングスクールが初めてのルノー仲間お2人が申し込まれています。今からでも間に合います。ルノー車にお乗りの方はぜひ運転を楽しみにきて下さい。
→ YRSオーバルスクールFSWの開催案内と申込みフォームへのリンクはこちらです

ユイレーシングスクールの代名詞とも言えるYRSオーバルスクールFSW。スクールでは広大な駐車場にパイロンで作った半径22m直線130m幅員14mのオーバルコースをあえて、少しばかり速いペースで走り、クルマが思い通りに動かない瞬間を積極的に体験します。
人は自分の意思をスロットル、ブレーキ、ステアリングを通してクルマに伝え走らせていますが、ある状況でクルマが意思とは裏腹な動きをすることがあります。それはクルマの動きを読めていない、操作とクルマの動きとの間にズレがあるなどが理由です。そこで加速、減速、旋回を繰り返す中でクルマの動きを感じる感度を上げ、どういう操作をするとクルマがどういう反応をするかという因果関係をできるだけたくさん積み上げ、操作に多様性を持たせると同時に最適な操作を探す努力をします。これが、人間が行うスロットル、ブレーキ、ステアリング操作とクルマの動きとの間の誤差を少なくする最短の方法だと考えるからです。
楕円形のコースをグルグル回るだですが、実はクルマの運転に欠かせない要素の全てをまとめ上げることができるので、市街地や高速道路はもとより、ワインディングロードやサーキットでも応用が効く運転力の向上にうってつけのカリキュラムになっていると自負しています。
次回、富士スピードウエイで開催するYRSオーバルスクールFSWは7月10日(日)に開催します。安全な場所で愛車を思い切り走らせると同時に、ご自身の運転のレベルアップをはかりませんか。
→ YRSオーバルスクールFSWの開催案内と申込みフォームへのリンクはこちらです
第651回で鈴鹿サーキットのコースレイアウトの変遷について書いた。その時にシケインができる前のオリジナルレイアウトのコース図を探したのだけど見つからなかった。その後、鈴鹿サーキットのご厚意で1982年に配布した資料に含まれていた、シケインができる前のコース図のデータを手に入れることができた。オリジナルレイアウトと現在のレイアウトを比較してみると興味深い。
鈴鹿サーキットのオリジナルレイアウト。今でも鮮明に覚えている。1コーナーを抜けると明確な直線があって2コーナーそして曲率の小さくなる3コーナーへと続く。延々と続きいつまでも先の見えず横Gがかかりっぱなしのデグナーカーブ。ひとつ目とふたつ目の下りの区間でしっかり加速する必要があったスプーンカーブ。入り口から出口まで同じ曲率で奥の深い最も通過速度の速い130Rを抜けフル加速。そのままの速度でかなりの角度で下る最終コーナーに飛び込む。類い稀な8の字レイアウトの鈴鹿サーキット。それはそれはダイナミックなコースだった。
自動車技術の進歩はクルマに速さを与えた。レーシングカーもアマチュアドライバーが持ち込むクルマも走行する速度域が上昇。それに合わせてコースの各所に修正が加わったものの、その流れ。鈴鹿サーキットの豪快さは今でも変わらない。今でも海外のメディアが鈴鹿サーキットをオールド・スクール・トラック ≒ 古く佳き教育的サーキット と呼ぶことでも想像できるだろう。走れば何かを学べる。走るだけでも楽しいから、クルマ好き運転好きの人は一度、今年60周年を迎える鈴鹿サーキットを走ることを視野に入れてみてはどうだろう。 おそらく、 否、 間違いなく人生が変わると思うから。
1962年9月に完成した鈴鹿サーキットのオリジナルレイアウト
1982年から数々の改修を経てFIAグレード1を獲得した現在のレイアウト
比較のために鈴鹿サーキットが配布したコース図を加工させてもらいました
上がオリジナルレイアウト
下が現在のレイアウトです
ある日。テレビをつけたままキーボードをたたいていたら、「 人の限界は能力で決まるのではなく想像力で決まると思った 」という声が聞こえてきた。思わず振り返って画面に見入ってしまった。一瞬、運転の話かと思ったものだ。
「人の限界は能力で決まるのではなく想像力で決まる」と思った
遠い昔から運転が上手くなるために必要なものは何だろうかとか、不可欠なものは何だろうと考えるのが常だった。けれどあれこれ考えても、運転という行為が人間の営みの広範囲に及ぶものだからこれといった答えは出ずじまいだった。時間が経ち、クルマを動かす操作そのものが重要なのはもちろんだけど、どのようにクルマを動かすか、どう動かしたいかという思想のほうが大切なのではないかと考えることに比重が移ってきた。
けれど、確かに思想があってもそれに見合った操作ができなければ、クルマの性能を引き出し、目的に沿ってクルマを動かすことは難しいことも認識してはいた。 ある時。はたと気が付いた。人間が抱く概念である思想と、人間の行動の結果である操作の溝を埋めることができるのは想像力ではないかと。想像力を働かせれば運転手の思いをクルマに伝えやすいのではないかと。それがいつ頃だったか覚えてはいないけれど、想像力が豊富なほど運転が上手くなると思い始めた。だからテレビから流れる「 人の限界は想像力で決まる 」というフレーズに思わず反応したのかも知れない。
「想像できることは実現できる」
自分の運動神経が標準より劣るであろうことはたびたび触れてきた。隠す必要もない。だけど自分の運転が下手だとは少しも思ってはいない。想像力を比較する術があるのなら話は別だけれど。
スクールで「 遠くを見て 」、「 物を点で見ないで 」、「 景色の中に入っていくようなつもりで 」 とアドバイスするのは、動くモノを操るには1秒後、2秒後、3秒後、10秒後にクルマがどうなっているかを想像する必要があるからだ。「 はい、何も考えないで走ってみましょう 」、「 ちょっといいかげんに走ってみましょう 」 と言うのは、何かに固執していると全体の絵が見えにくくなるからだ。「 透明な気持ちになって運転してみて下さい 」 と助言するのはかって自分がそうした時にクルマを動かしやすかったからだ。そう、全ては想像力を高めるのための試み。
逆に「 行き当たりばったりの運転はダメです 」、「 直前の路面を見て運転するのはやめましょう 」 と口を酸っぱくして言うのは、それでは想像力が働く暇がないし、先行き想像力を豊かにすることにつながらないからだ。
オーバルコースを走る延べ15,000人以上の運転をこの目で見て来て、誰しもが想像力を豊かにするほど無意識行動でクルマを動かせるようになり、やがてクルマを手足のように操る領域に近づいていったのを目撃してきた。
「想像できるようになったらいりいろなことを変えられる」
ワタクシの思想? それは実現できるかどうかの問題は置いておいて、駆動方式に関わらずクルマが動き出してから止まるまで、前後輪それぞれについたスリップアングルの合計が限りなく等しくなるような運転を絶え間なく目指すことだ。それがクルマさんが望むことだと長年の経験が教えてくれた。だから、今でも運転中の自分の頭の中を覗くことができれば、想像力がワンワンと飛び交っているのが見えるはずだ。

ユイレーシングスクールの代名詞とも言えるYRSオーバルスクールFSW。スクールでは半径22m直線130m幅員14mのオーバルコースを少しばかり速いペースで走り、クルマが思い通りに動かない瞬間を体験します。
人は自分の意思をスロットル、ブレーキ、ステアリングを通してクルマに伝え走らせますが、ある状況でクルマが意思とは裏腹な動きをするのはクルマの動きを読めていない、クルマの動きとの間にズレがあることが理由です。そこで加速、減速、旋回を繰り返す中でクルマの動きを感じる感度を上げ、どういう操作をするとクルマがどういう反応をするかという因果関係をできるだけたくさん積み上げ、操作に多様性を持たせると同時に最適な操作を探す努力をします。これが、人間が行うスロットル、ブレーキ、ステアリング操作とクルマの動きとの間の誤差を少なくする最短の方法だと考えるからです。
楕円形のコースをグルグル回るだですが、実はクルマの運転に欠かせない要素の全てをまとめ上げることができるので、市街地や高速道路はもとより、ワインディングロードやサーキットでも応用が効く運転力の向上にうってつけのカリキュラムになっていると自負しています。
次回、富士スピードウエイで開催するYRSオーバルスクールFSWは6月19日(日)に開催します。安全な場所でご自身の運転を再評価してみませんか。
→ YRSオーバルスクールFSWの開催案内と申込みフォームへのリンクはこちらです
クルマの性能を引き出す操作ができれば、結果的にクルマを走らせている時の安全率を高めることができるし、望めば速く走らせることもできる。だから運転操作の検証は誰もがしたほうがいい、というのがユイレーシングスクールの考え。で、自分の操作がクルマの性能を引き出せているかどうかを検証するのには、少しばかり短絡的かも知れないけれど、サーキット走行がうってつけ。適切な操作ができなければ速くは走れないから、速さを軸に自身の操作のブラッシュアップができる。それに、クルマの運転は速く走ってみないとわからないことがたくさんある。
というわけで、YRS筑波サーキットドライビングスクールでは座学でクルマを正確に動かす方法を解説した後、1~2コーナーを使ってイーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習を徹底的に行う。その後コース全周を使って走るのだけど、みんなの走りがどんどんスムースになっていく。
参加者全員がインフィールドのストレートに移動して
イーブンスロットルとトレイルブレーキングの練習の手順を再確認
参加者を走行組と見学組に分け
走行組にはFMラジオを通してアドバイス
見学組には直接アドバイスを聴いてもらう
参加者から質問があれば
走行組の走りをサンプルにして応える
この練習の効果はてきめん
参加者は4本のタイヤを使って走れるようになるから
クルマのバランスを崩す可能性が加速度的に減少する
今回参加したルノー仲間は3人
Oさんとメガーヌ3RS Trophy2

Hさんとメガーヌ3RS

Kさんとルーテシア3RS

YRS筑波サーキットドライビングスクールでは短いセッションを何回も走る
クルマの動きを感じることに集中して走り
冷静に走りを振り返り仮説を立て
仮説が正しいか検証するために走るを繰り返す
22名の参加者が午後の計測ラップだけで合計1051周
最後のセッションの3分前までノースピンノーコースアウトだったのに1台がスピン
スピンやコースアウトはしないほうがいいけれど
それも練習のうち
そうなる操作を経験するわけだから
2度とそれをしないようにすれば進歩がある
次回のYRS筑波サーキットドライビングスクールは7月28日(木)に開催します。ルノー仲間の参加をお待ちしています。
開催案内と申込みフォームへのリンクはこちらから
今回はルノー仲間が6人
写真に写っていないWさんはYRSオーバルの反対側を走行中
初参加のTさんのルーテシア4RSトロフィーを題材に
座学で解説説明した
イーブンスロットルの目的と操作の仕方を復習
※ 以下、この日参加したルノー仲間のプロフィール
YRSオーバルスクール3回目のSさん
前2回はシトロエンで来てくれたのだけど今回申込みフォームの車両欄を見たらなんと
ルーテシアRSトロフィーになっていた
たぶん親父さんの趣向
ユイレーシングスクールを受講するなら免許をとってもいい
という約束を娘さんとしたと親父さんから聞いた
娘さんにクルマの動かし方をきちんと学んでほしいからと
ユイレーシングスクールがお役に立てればこの上ない喜び
娘さんが楽しそうに走り回っていたのがなによりも嬉しい
ブログ「Sさん親子」 2021/2/26
クルマ好きが高じて
ご主人より先にサーキットデビューを果たした2人のお子さんのお母さん
そのご主人の勧めで
2015年6月のYRSドライビングワークショップに初めて参加してくれた
Fさんは最初BMW318に乗っていたけど
2018年に突如としてルーテシア3RSに乗り換えて現れた
Fさんはこのクルマがいたくお気に入り
大切に乗っているようです
ブログ「またひとり」 2017/12/1
今回のYRSオーバルスクールFSWが初めてのTさん
ユイレーシングスクールに参加したことのあるルノー仲間に
背中を押されての参加だとか
Tさん 間をおかずに参加するのが上達の早道です
お待ちしています
既に読まれた方もいるかも知れないけれど
Tさんにも感想文を書いてもらった
ブログ「Tさんの場合」 2022/5/7
今回がユイレーシングスクール参加101回目のWさん
ユイレーシングスクールのカリキュラムは
オーバルスクールからオーバルレースまでほとんど体験済み
でもコロナ禍で外出を控えていたとかで
少し間が空きました
奥さんと旅行に行く時の足として
2台あるポルシェの1台を乗り換えるのにセダンを探していたWさん
ルーテシア4RSを勧めたのは何を隠そうこの私です
ブログ「ユイレーシングスクールとWさん」 2019/7/11
Mさんは今年1月のYRSオーバルスクールFSWに次いで2回目の参加
1月のスクールの後メールで質問が来て
克服すべき課題の質疑応答を何度かやりとり
まだ苦手意識があると本人は言うけど実際の走りを見る限りそうは見えない
操作の方向性は全く間違っていないので
次回は自分のイメージより少し速いペースで走って
クルマがどう動くか観察してみてはどうでしょう
ブログ「Mさんの場合」 2022/2/6
Oさんは2018年9月のYRSドライビングワークショップFSWに初めて来てくれた
申込みフォームのコメント欄に
「MT免許取得から13年、はじめて車を買いました」とあった
Oさんが選んだのはルーテシア4ゼンMTだった
そして2020年11月のYRSオーバルスクールFSWには突如
ルーテシア3RSの乗り換えて参加してくれた
Oさんにももちろん感想文をお願いした。
ブログ「Oさんの場合」 2018/9/4
ブログ「OKBさんの場合」 2021/11/17
スタッフのKが写真を撮る時に「元気にポーズをつけましょう!」で
『エイッ』
みなさんまた遊びに来て下さい
そして
まだYRSオーバルFSWを走られたことのないルノー乗りのみなさんも
ぜひ遊びに来て下さい
特にカングーオーナーの参加をお待ちしています
※ こちらから2022年10月までのユイレーシングスクールのカレンダーをご覧になれます
筑波サーキットコース1000 コースレイアウト
YRSメールマガジン最新号から抜粋
1) YRS筑波サーキットドライビングスクールの勧め その2
サーキットの攻略法 は、直線に続くコーナーの脱出速度を速める(スロットルを早く開けることではない)ことと、速度の高いコーナーを可能な限り速く走ること、このふたつ。筑波サーキットコース1000で言えば最終コーナーと1コーナーがカギになる。特に所要時間の長い1~2コーナーは重要だ。
ところが人間は錯覚におちいりやすく思い込みもあるから、スロットルを開けている時間が長ければラップタイムを短縮できるとばかりにブレーキを遅らせ、強いブレーキング中にステアリングを切ってアンダーステアを出し、1コーナーのインにつくまでに失速している例がどれほど多いか。
ピットから1コーナーへ向かうクルマを見ているとよくわかる。最終コーナーを立ち上がって1コーナーへ向かうクルマ。ほとんどのクルマのストップランプが点くのが遅い。まぁそれはそれとしてターンイン。上手い人だとノーズが右に向いてから徐々にクルマの右側面の見える範囲が多くなり1コーナーをクリアする頃には真横を向いている。
ところが、ドカンブレーキの人のクルマはノーズが右に向いたと思った次の瞬間も右側面の見える範囲が増えない。しかも右後輪が浮きそうになっている。その後コーナリングを始めるのだが、インにつくまでに失速しているのが見てとれる。
そうアンダーステアを出した結果、ステアリングを切っているのにも関わらず瞬間クルマは直進し、走行抵抗で速度が落ちて前輪のグリップ(特に左前輪)が回復してからコーナリングに移るというメカニズムだ。速く走ろうとしてブレーキを遅らせたのだろうけど、ドカンブレーキ>バキ切りターンイン>アンダーステア>失速では目的に逆行することになる。
1コーナーのコーナリングスピードを上げる効果的な方法は、オーバースピードでターンインした時のクルマの動きを経験しておくことだ。クルマは我々が思っているよりも高い性能を備える。オーバースピードでコーナーに入ってもアンダーステアもオーバーステアも出さない方法はある。それがYRS筑波サーキットドライビングスクールで練習するイーブンスロットルでのターンインだ。
言うまでもなく、イーブンスロットルとはクルマが加速もしない減速もしない状態をスロットル操作だけで創りだすこと。結果的に前後均等荷重になるから4本のタイヤを使ってコーナリングを始めることができるから限界が高くなる。
練習方法はこうだ。コース外周を使い、最終コーナーから加速してノーブレーキで1コーナーに進入する。ただしむやみに走っても効果がないので、速度を指示して練習する。最初は70キロ。そんな速度でもステアリングを切る前にスロットルを戻す人がいるけど、戻さないのが正解。次いで75キロ。何度も繰り返す。80キロ。このくらいになるとスキール音を出すクルマと出さないクルマに分かれる。前者はアンダーステアを出している証拠。繰り返すうちにヨーモーメントをホイールベースの中心で発生させることができる場合がある。そうすればしめたものだ。できる範囲でペースを上げていくと、まず前輪が、次いで後輪がズルズルするのを感じることができる。
次に最終コーナー手前から全開で加速し1コーナー手前でブレーキングしターンインする練習に移る。2班に分けて1班が走りもう1班が1コーナーのイン側で見学する。すると、1コーナーのインにつく時の速度がイーブンスロットルで走った時の速度より遅いクルマがあることに気づく。なぜか。突っ込んだ結果のドカンブレーキングでの減速のしすぎ。ターンインでバキ切りしてのアンダーステアを出して失速。1コーナーが遅ければ長い2コーナーを速く走れるわけがない。どれも速さには逆行する走りだ。それを見て自分の走りに生かす。
そんなわけで、ジムラッセルレーシングスクールでもやっていたイーブンスロットルでのコーナリング練習。1度は経験してみて損はないはず。まだ参加申し込み間に合います
・5月26日(木) YRS筑波サーキットドライビングスクール開催案内
※ 5月26日に予定の立たない方は7月28日(木)にもYRS筑波サーキットドライビングスクールを開催予定なのでそちらをご検討下さい。
※ YRSメールマガジン290号から抜粋
1) YRS筑波サーキットドライビングスクールの勧め その1
ユイレーシングスクールは2000年から2003年まで、そのカリキュラムを認められ財団法人日本オートスポーツセンターの委託を受け筑波サーキット公式ドライビングスクールを71回開催した。この間1,600人以上の参加があったからYRS筑波サーキットドライビングスクールでサーキットデビューを果たした方も多い。中には現在もユイレーシングスクールに通ってくれている方もいる。
当時サーキット走行では頻繁に事故が見られた。スピンやコースアウトはざら。速く走るためには実力以上に頑張らないと、という風潮があった。しかし頑張ってもクルマは速く走ってはくれない。クルマはよくできた道具だから、それなりの使い方がある。道具を使うということは道具の仕組みを理解し、道具が機能を発揮しやすいように使って(操作して)あげることだ。勇気や頑張りでクルマが速く走ることはない。
・道具の使い方 その1
・道具の使い方 その2
包丁という物を切るための単純な道具ですら使い方がある。人間を乗せて高速で移動するクルマだからこそ、その使い方を知ることが大切だ。使い方を知ればクルマの運転が楽しくなるし、楽しくなればもっと工夫するから運転が上手くなる。安全に運転ができるし、望めば速くも走れる。米国ジムラッセルレーシングスクールで教えていた経験を元にしたユイレーシングスクールのカリキュラム。エンジンドライビングレッスンは午前中ジムカーナ場で午後コース1000を走るが、YRS筑波サーキットドライビングスクールは終日コース1000を使って、サーキットが初めての人にもベテランの人にも有益なアドバイスをする。どんな内容かは次号で紹介します。これからサーキットを走ってみようという方、サーキットの走り方に迷っている方、ぜひユイレーシングスクールを受講してみて下さい。